チャレンジタイヤ特集

 

 

シクロクロスのレースシーンで圧倒的な人気と

実績を誇るイタリアのハンドメイドタイヤの雄

『CHALLENGE TIRE』チャレンジタイヤの取り扱いが

あひる商店でもスタートしました!

CHALLENGE TIREの起源はイタリアのハイクオリティレース用タイヤブランドの

CLEMENT(クレメン)でCLEMENTがPIRELLI社に買収されてレース用タイヤの

製造を止めたことを機にCLEMENTの代理店であったBREVO社が

製造工場や工員と共にタイヤ生産の権利を買い取り、レース用タイヤの製造を継承したことにあります。

現在も職人たちの手作業による製造を続けており大量生産されるバルカナイズドタイヤとは

異なる高品質なレーシングタイヤを提供しています。(日本語公式HPより抜粋)

 

と、ここまで聞くと『ガチガチの乗り心地のレース用タイヤ』を

想像してしまいますが実際はどうなのか?

オンロード・オフロード二種類のタイヤでインプレッションしてみました

 

【Challenge PARIS-ROUBAIXクリンチャー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝統のあるクラシックレース『パリ~ルーベ』の名を冠するオンロード用

クリンチャータイヤでトレッドパターン(タイヤの溝の模様)は

伝統的な杉目、サイドはタン(なめし革色)と非常にトラディショナルな

外見でクラシカルなスチールフレームはもちろん、最新のカーボンフレームの

バイクに取り付ければ一気にプロ選手のバイクっぽい見た目に!

【サイズと価格】

700×27Cのみ

ハンドメイドチューブラー¥10,800~¥17,500

ハンドメイドクリンチャー¥7,500~¥8,500

バルカナイズドクリンチャー¥4,800

(いずれも税別・2020年10月現在)

 

今回使用したのはハンドメイドクリンチャーのPROグレードで

¥7,500+税のモデル

 

画像手前が『パリルーベ』

同モデルの上位グレードではケーシング(タイヤゴムの黒い部分を支える胴部分)に

天然素材であるシルクやコットンを使用していますがこのグレードでは

ポリエステルを使用して耐久性を向上させています。

ただし、乗り心地は上位グレードと遜色なく高級なコットンやシルクのケーシングを

使用したチューブラータイヤに近いもので『タイヤはしっかり粘ってくれるのに硬い

乗り心地にはならない』良いバランスです。

平地での巡行では本当に気持ちよく走ることができます。

 

【Challenge GRAVEL GRINDERクリンチャー】

最近流行りのグラベルロードでの使用を想定した

『グラベルグラインダー』

シクロクロス譲りの直線での路面抵抗を減らしつつ

悪路でのコーナリング性を確保した安定のトレッドデザイン

これ一本で様々な路面状況に適応できるタイヤです。

【サイズと価格】

700×33、36、38、42C

ハンドメイドチューブラー¥12,000

ハンドメイドクリンチャー¥8,400

バルカナイズドチューブレスレディ¥6,500~¥6,800

バルカナイズドクリンチャー¥5,800

(いずれも税別・2020年10月現在)

今回使用したのはハンドメイドクリンチャーPROグレードの700×36Cのモデル

画像奥が『グラベルグラインダー』

こちらはグラベルロード用タイヤとあってオンロード用に比べて

より低空圧での運用が可能で、路面の凸凹に対してしっかりタイヤが

変形して不快な突き上げ感はなく砂利と砂ばかりの河原の未舗装路でも

安心してバイクに体を預けられるので、グラベル走行の楽しさを

満喫できます。しかしだからといって舗装路でスピードが伸びないか

というとそうでもなく、もちろんオンロード用タイヤに巡行スピードでは

及ばないものの舗装路でもストレスなく巡行出来ちゃいます。

 

と、ここまでチャレンジタイヤの良いところばかりを

取り上げましたが、このタイヤと付き合うには一つだけ

乗り越えなければならない試練があります。

 

それは…

 

取り付けがしんどい!

ここのタイヤのファンの方ならご存じかと思いますが

チャレンジタイヤは取り付け難度が高いことで

密かに有名(?)なブランドです。

先に断っておきますが、乗ればその良さは

一目瞭然なのでいいタイヤなのは間違いないです。

 

毎回その取り付け難度のおかげで

『もう二度と買わない!』と思うものの実際に取り付けて

走ると『次もチャレンジタイヤにしよう…』となる

魔性のタイヤです、ツンデレです。

以下、今回の交換の様子をダイジェストで

 

 

まず、パッケージから出しても

タイヤの形をしていません。

平べったい巨大輪ゴムです。

 

 

 

 

 

片側のビードをひっかけるだけでも

悪戦苦闘です。

未経験者はこのあたりで

途方にくれます。

 

 

 

 

 

や、やっと…嵌った

(´;Д;`)

うっすら目から汗がこぼれます

 

 

 

 

 

 

(´ω`)うーん、やっぱりかっこいいなぁ…

 

途方に暮れたときは作業途中からでも

お持ち込みいただければ取り付けますので(工賃はかかります)

ご相談下さい。

なお、今回取り上げた二つのタイヤはいずれも

試乗車に装着してありますので実際に乗り心地を

体感することも可能ですので、店頭にてお気軽にご相談ください。

 

 【あひる商店へのアクセス】

〒486-0817 愛知県春日井市東野町2丁目16−8 波多野マンション101

 ☎0568-29-9445